納得の低評価
ガイラルディアシリーズのノウハウを活かし、ローグライクRPGを作ろうとして失敗した例。 まるでチャーハンを食べたらイチゴとはちみつの甘ったるい味だった、というぐらい面をくらう。 まず錬金術師編。 装備も何も無しでダンジョンに向かうハメになるのだが、裸一貫の主人公達に対して雑魚が強い。まぁ何も装備してないから当たり前なのだが。 素材等を使って装備を作るらしいが、死んだら素材等の拾った物は没収される。 経験値はリセットされないので、死に戻りしながらレベルを上げつつ、ダンジョンのボスを撃破……したは良いのだが、先に進む方法も街に戻る方法も全く分からない。ダンジョンをくまなく探したが、何も見つからずに詰んだので、そこでやめた。 どうすれば良かったのだ。何をすれば先に進めるのだアレは。 次にコロシアム編。 闘技チケットなる物を使ってモンスターと一戦交え、経験値と金を稼ぐという方式。 闘技チケットは勝利すれば減らない……のか?負けたら減るのだろう、多分……知らんけど(そこまでやる気にならなかった) 闘技チケットが無くなったらどうする事も出来ないので、街(城?)から出てリタイアするしかないらしい(リタイアして最初からになっても経験値は引き継ぐとかそんな事を言っていた気がする、知らんけど) そして、戦闘回数を重ねる程に宿屋の金額は高くなってゆくので、モンスターとの戦いで疲弊して、何回戦ったタイミングで宿屋に休むのか、という節約をしながら武具を揃えて闘技ランクをあげるのが目的らしい 個人的に面白いとは思えなかったので諦めた。 最後に、ローグライク式のダンジョンアタック編。 発想は良いと思うが、時間制限をつけた事で全部台無し。 こういうローグライク系は隅々まで探索してアイテム収集したり、雑魚倒してレベル上げたりするのが醍醐味(人によるけど)なのに、まさかの時間制限つき仕様。歩数ではなく、本当に時間経過なので本当に焦る。 しかも、早ければ早いほど経験値とお金が貰えるというご褒美をつけてしまっている。 その所為で焦ってしまい、早く次に行かなきゃという気持ちでいっぱいになり楽しめなかった。 何はともあれ、それぞれ何が何だか分からなさ過ぎるので、チュートリアルは用意すべきだと思う。もう少し、プレイヤー目線でのゲーム制作を心掛けて頂きたい。 アンインストールの決断に些かの躊躇も無し。 残念ですが、さようなら。