マルチタスク非対応・映像幅固定なのが残念。購入迷ってる人向けに機能面も記載
①iPadの超広角レンズを使えるのはいいが、代わりに他の作業が一切出来なくなる。 マルチタスクをしようとするとカメラが停止する(アプリ自体は操作可能)。 iPhoneなら当然(というかそもそもマルチタスクがない)だけど、iPadなら対応して欲しいところ。 配信でこれでカメラ、Steam Deckでショートカットみたいなことをしようと思ってたんだけど... メモとかも手書きで書き込みたくても開けないから使えない。 ②縦画面で撮ろうとすると、縦横比が横長固定だから左右に黒い帯ができる。横画面で撮れば大丈夫だけど... PCのアプリによっては横長前提の設計のものもあるので任意で選べると嬉しい。 以下、機能面 ①遅延 有線無線関係なく0~0.5秒くらいの遅延あり(調子いい時と悪いときで変わる) 正直無線は遅延はしょうがないのでこれはかなり早いほうかな。なんなら調子いい時は有線と大差ない。 それよりも、有線でも調子悪いと遅延があるのがケーブルのせいなのかなんなのか... 平均的なパフォーマンスは有線が上。再接続すると治るから1度調整すれば接続切るまでは遅延なしで出来るし、マイクもスマホから取れば音ズレとかも無くなる 通信環境が...で押し通せばこれぐらいは気にならないし、最初に確認すれば大丈夫 ②カメラ PC・スマホどちらからでも使うカメラを選択可能。(前後・広角・超広角など) ビットレートやフレームレートも調節可能。 後ろ(画面じゃない側)ならフラッシュも可能。 画質はカメラアプリに表示されてるものがそのまま送れます。圧縮とかもされてなさそうだからカメラの性能に応じてかな(一応、普通・良・最高から選べる) ③合成 背景合成は標準搭載のは顔と体は結構綺麗に切り抜かれる。 手は背景として認識される(体に被せれば大丈夫)。 AI背景というRTX20~40のGPUがあれば使える。これは手とかもちゃんと切り抜けるし精度がいい。 同じくAR機能はカメラに目線を合わせ続けるやつ(メガネがあるとやや違和感) 標準の方は顔をアニメ調にしたり、モノクロ、セピアにすることも出来る。 ④接続 WiFi・USB・NDIがある(基本は自動でOK)。 たまに接続開始時に上手くいかない。 そういう時は1度PC側のアプリをタスクバーの隠れてる部分から閉じて立ち上げ直すと上手く行きやすい。(出来れば直して欲しいけどね) 1度繋がればあとは安定する。 一度に1台だけ繋げる(同時に複数接続してるとその中から1つだけ選んで出力する形になる) ⑤バッテリー消費 普通にカメラ使ってる時の1~1.2倍くらい 使用中は画面が暗くなってくれるし、結構気を使ってくれてる感じはする ⑥加工(多分カメラ側(撮影時)でちゃんと変わってるものもあるかも) 基本はPC側で操作する()内はスマホでもいじれる部分 ・上下左右反転(左右のみ可) ・露出 ・ホワイトバランス ・コントラスト ・明るさ ・彩度 ・エフェクト(合成で書いた標準機能のみ...多分) 総評 個人的には機能は大満足というか多すぎてこれいるか?ってくらいだし、ホワイトバランスとか露出は有料カメラアプリとかに搭載されるような機能なので正直このままスマホ単体で使いたいレベル。最初に書いたところと、たまに接続しにくいところさえ改善してくれれば星5だと思う。 ただ、1つ気をつけて欲しいのがスマホのカメラを使うってこと。 スマホによってカメラ性能が違うのもあるけど、1番はカメラにスマホ本体(ディスプレイ部分)が付いてる感じになるから配置が難しい。100均とかでアームは買えるけど、スペースがギリギリの人とかだと画面部分が邪魔になるかも(上下左右反転ができるからそれを使って上手く画面と被らないように出来るかどうか次第)。iPadで使う人は重いから基本立てかけて使う事になるから(工夫しだいではあるけど)画角が下から見上げるのしか撮れないのには注意が必要。