GARAGE ガラージュ

すごく引き込まれるストーリーで、夢中になってゲームを進めました。最初は退廃的な雰囲気に苦手意識があったものの、クリアする頃にはむしろこのガラージュの世界に愛着が湧き、終わってしまうのが寂しく感じてしまいました。 ストーリーを進行する上で話の流れを忘れると行き詰まってしまう場面が多々あったので、なるべく時間のある休日に一気に進めるのがおすすめです。

奇をてらっている。 メス機械に乱暴する演出、女体・エロを芸術と混同する価値観は一昔前のゲームとしか言わざるを得ない。暴力性・ショック性があるため年齢制限をあげてほしい。もうプレイすることはない。

性にまつわるメタファーたっっぷりの作品です。 それらは身体的な意味合いだけに留まりません。雄と雌の違い、そして違いから生み出された強者／弱者間での搾取まで描かれます。 世界観の末端にまで染み込んだ価値観ですので、性描写やバックラッシュの恐れがある場合には絶対的にオススメ出来ないと感じました。 一方で、この作品を形作る言葉たちは、ひとりの人間の中で練り上げられた「ワタクシの哲学」としての重みがあり、正に奇ゲーという二つ名がぴったりでしょう。 奇怪なキャラクターデザインや、ストリーテリングは唯一無二ですし、長い間、多くのゲーマーの噂であったことも頷けます。 以上、こういった視点のレビューは上位にあがらないと思いますので、声をあげるに至りました。 現代に蘇ったからこそ、メタファーだからといって無責任な描写に触れずに販売することはフェアか否か、ご一考いただきたいものです。 注意書き一つで損なわれるヤワな世界観ではありませんし、間口が広いからこそ、入り口で一言添えるくらいのことはして欲しい。興味を持っている人に、より多く、そして正しく届くことを願っております。

九龍系で、奇妙で、精神ズブる世界観が最高にツボです！！ 16歳のとき、クーロン行った時の事を思い出す。 歴史の深みはしっかりと感じるのに、過去、未来、現在が混同しすぎて…まるで静止してるかの様に他と交われない歪な世界。 独特の儚さ…人（生命ある機械）の生々しい混沌描写や、仄暗い街のエグさって群を抜いて好いてます！ 独特で退廃的で、なんとも言えない苦痛… いや、もはやその世界にいるだけで快楽！ 電子音でココロが疾走してギューーーと苦しめられるような、とてつもなく辛くなる感じに快感を覚える人にはオススメ！ 例えるならココロが溶けかけのアイスクリーム状になり、鋭利な銀鼠色のスプーンでねっとりと削られていく感覚かな。 はぃ。語彙力拙。 兎に角、素晴らしいゲームありがとうございます！！ 欲を言えばもう少しだけ色彩があれば嬉しかったです！ もっと値段高くていいので、続編期待します。 クラファンします！！

評価が高かったので、一度ネットで調べてからこのゲームを購入する事に決めました。 クラファンの結果を見ても、世のファンの期待値が高い事を感じたからです。 一見嫌厭されがちなグラフィックですが、それがむしろ好きになるくらいの内容に没頭しました。 2つのエンディングを迎えましたが、その他のサブクエストや本ストーリーもカエル釣りも楽しいので、何を優先するのかを考えながら行動を組み立てていく事も醍醐味となっています。 個人的にはセガの七つ風の島物語を生々しくした感じのゲームだと感じました。七つ風も好き嫌いは分かれましたが、個人的には大好きだったので今作も大満足です。

・移動の外周/内周の切り替え時にマップの左右と実際のカメラ左右が逆になるのでどうしても移動を間違えてしまいストレスがMAX ・体力回復がどう見ても性行為＋女性器のメタファーとも見える描写ががっつり それさえ耐えられれば世界観とビジュアルが独特でかなり良ゲーです！

ゲームがあまり得意ではなくて、今までやったゲームもほとんど全部マップも覚えられないし、ヒントも見つけられないし、謎解きもできないため、ほぼ必ず攻略を見ながらプレイして、それでもクリアできないことも多かったのですが、ガラージュは攻略を見ずにクリアできました！ 基本、ぐるぐる回って、喋って、釣りして、ゲージ回復して…って感じで進められるので、苦戦することもありましたが、ゲームが得意じゃない人や初心者でも比較的やりやすいゲームだと思います。 読み物？のひとつひとつがとても長いのが玉に瑕ですが、それも作品の味のひとつだと思います。 世界観についての長い説明や、精神に関する考察、自分や世界と向き合うための文章などなど、「小難しい！」と思うものが苦手な人には合わないかもしれません。 最後に、ビジュアルには慣れるから大丈夫です！！

楽しくプレイさせてもらっています。 チャプター6の船にて船に乗り探索した後、再び清流荘の船乗り場へ戻ったところ、もう一度船に乗ることができなくなってしまいました。 バグなのか仕様なのかわかりませんが止まってます。

3大歪みゲーと名高い本作ですが、 実際にプレイしてみると非常に硬派な、表現に真正面から取組んだ作品であることが分かりました。 シナリオ、サウンド、グラフィック、 世界の隅々から聞こえてくるそれは、作者の呟きなのか叫びなのか嗚咽なのか、何であれ嘘偽りでないことははっきりと伝わって来ます。 紛う事なき名作です。 チェコの人形アニメとか好きな人にもお勧め。

ゲームはあまりやらないのですが、この世界観が好きで元々作品の存在を気にしてました。 早速プレイしてみると連続でプレス機に挟まれゲームオーバー。笑　道に迷ってるうちに順応度が減りまたもや撃沈、という具合にゲーム初心者の私は笑ってしまうほど自分には向いてない！と最初は思ってしまいました。 でも今ではBGMが頭から離れないほど楽しんじゃってます。気になっていてまだプレイしていない方はぜひ。