RED Tools

RED Toolsは、フィルムメーカーおよびカメラマンが、様々な撮影状況に合わせたカメラ設定でのベストプラクティスをまとめる上で使用できるようデザインされた、便利でマルチパーパスなツールです。
RED社製 DSMC2® および DSMC® カメラシステムに対応し、各ツールはRED社のカメラおよびセンサータイプに合わせてカスタマイズ可能です。比較できるよう、標準フィルムフォーマットも準備されています。
ツールには以下を含みます：
クロップファクター
解像度設定とセンサータイプに沿った焦点距離の動きをプレビューします。図は、規定で設定されている伝統的な35mmスチル写真センサーと比較した表示可能領域を表しています。その他のリファレンスセンサーはドロップダウンメニューで選択していただけます。
R3D 録音時間
ビデオのデータ転送速度とRED社のカメラの設定に基づいて、録画可能時間を推定します。これはメディアの要件と撮影前に生産コストを理解することを助けます。
ちらつきのないビデオ
人工照明の下で撮影する時に、ちらつきのないシャッター速度とフレーム レートの組み合わせを見つけます。
被写界深度
さまざまなカメラの設定が被写界深度にどんな影響を与えるかを確認します。
パンの速度
ジャダーが明らかになる傾向をもつパンの速度を推定します。シネマトグラフィ―のマニュアルで一般的に引用される図表よりも、より便利なツールを提供することを目的としています。カメラパンが対象物を、七秒以内にイメージ全体を水平方向に転換することがないように、標準ルールthumbを適用しています。
露出
カメラの設定を1つ変更する時の露出を補正します。使用法の例には、高いフレーム レートでT値がフィールドの深さを変更する際の説明、またはシャッター角度の人工光のちらつきを最小限に変更するために、スローモーションを使用する必要がある場合の説明が含まれます。