ほぼ自由に再現できるが、更にリアリティを出す方法はまだある
良い点は言い尽くされているので(高望みな)要望を2系統。 1.加速特性 「速度域境界」がV/f一定領域の終わりと定トルク領域の終わりを兼ねています。加速度に関わる境界とVVVF領域境界を分ける事で、途中で電流を減らす車両やCVVFになってから電流を増やして加速度を維持する車両を再現できます。 加速度に関わる境界と書いたのは、定出力領域と特性領域の境界を同時に決めるためです。力行4では速度域境界以降ずっと定出力領域が続いているような加速の落ち込み方であるため、ここを途中で特性領域に移れるようにしてしまうのです。「定出力領域」として下限上限を定めれば加速シミュレータとしても使えます。 2.加減速の開始・終了 加減速の開始・終了時、電圧を変えてそれにパルスモードが追従する形になっています。三菱はこれと違い、開始・終了専用のパルスモードを用意しそれで電圧を変えます。これを選択できるようにして頂けるとできることが更に増えます。 また、開始時には回転子の速度・位置推定用の波を流す事もできれば、他の点と合わせて大抵の車両を再現できます。 難しいのは重々承知しておりますが、自由度を更に上げるために以上の機能。追加して頂きたく存じます